ひびこれ日記

小さな入り口に込められた願い

この小さな正方形から男性が部屋に入ろうとしています。なぜ、この入り口はこんなに小さいのでしょうか?
実はこれは「にじり口」と呼ばれる、お茶室に入るための入り口です。お茶室にはこの入り口が良い、と思いついたのが、16世紀に茶道を大成した千利休です。この「にじり口」には、実に様々な「秘密」が隠されています。プロジェクトマッピングも、VRもないこの時代に、利休はお客様が自然と「謙虚な心持ちで」茶室に入り、そして茶室を自然な形で「平和で平等な空間」にするため、「にじり口」に重要な役割をもたせました。

京都で、ぜひ、この「にじり口」マジックをご自分で体感し、その「しかけ」に込められた利休の思いを知っていただきたいです。

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